タマナヤガ
日名 タマナヤガ
英名 Cutworm
学名 Agrotis ipsilon Hufnagel
分類 | ヤカ科。玉菜につく夜の蛾から名づけられている。 |
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体長 | 成虫:約22mm程度の大型。幼虫:約45mm程度で、太い。 |
体色 | 白褐色で、前翅に黒点がある。 |
活動 | 夜間に飛翔し、芝生地に産卵する。 |
卵 | 直径1mm程度の乳白色で、まんじゅう型。 |
幼虫 | 体長は45mm程度に太く、大きくなる。昼間は地際や穴の中に潜み、 夜間に這い出して、円形状に食害する。幼令が進むと食害が大きくなり、 ボールマーク状に枯れが目立つようになる。被害の発生数は多くないが、 一個の被害面積は大きく、問題になる。 |
発生 | 5月~9月にかけてベントグリーンに発生しやすい。 |
防除 | 幼虫の発生初期に防除する。幼令が進んで大きくなると、薬剤効果が低下しやすい。 |
*引用文献
「目で見るゴルフ場の芝草・樹木害虫」 廿日出正美著 ソフトサイエンス社
幼虫。太く、大きくなる。
被害が進むと、ボールマーク状に食害され、目立つ。被害部を穿り出すと幼虫を発見することができる。
被害状況。