8月の管理

施肥と薄目砂…ベントグリーン

 生育適温を大きく超えた高温条件で、葉の伸長を促進する施肥は芝生の衰弱につながるので、窒素は控えるのがよい。葉面散布剤での養分補給はこの時期有効だろう。薄目砂はどうしても必要というものでもないが、プレーコンディションをよくする効果は大きい。施用した場合にはすり込み作業はしないこと、砂が芝生を覆った状態にしないことが大切。


ベントグリーンの乾燥害に注意

 水不足は芝生の枯死に直結する。根部域まで水が浸み込んでいることが大切である。スプリンクラー散水でグリーン面に水が溜まる場所では水が浸み込まなくなっているので、フォーキングやスパイキングでターフ面の透水性を良くすることが必要。


シバツトガ、スジキリヨトウの幼虫防除

 8月は幼虫の生息密度が最も高くなり、虫害を受けやすい時期である。虫害に気が付かずにいると秋になっても回復せず、芝生の張り替えが必要になるので十分気をつけること。乾燥害と虫害を見間違えないように。


藻類の防除

 特にベントグリーンで藻類の発生が多くなる時期なので、例年発生が多い所では予防的な薬剤を処理し、既に発生している場合は発生後の藻類に効果のある薬剤を処理する。乾燥害や病害、すり切れ等で芝生の密度が減少すると発生しやすいので、刈高を上げるなどして芝密度を低くしないように努める。除藻剤によっては処理後散水が必要なものもある。