4月の管理

多量少回数の散水

 3~5月はベントグラスの根の生育時期である。この時期には乾燥することも多い。少量多回数の散水は根が浅いターフとなる。多量少回数の散水で根を深くまで伸ばすことが望ましい。ただし、ドライスポットには注意すること。


ベントグリーン内のメヒシバ・アキメヒシバ防除

 メヒシバ、アキメヒシバの発生が多い所では発生前土壌処理剤が必要である。特に、アキメヒシバは7月頃まで発生が続くので、初夏にかけて少なくとも2回処理が必要である。ただし、初めて使用する場合には、ナーセリーや練習グリーンなどでテスト散布を行う。また、芝生の生育状況を見て使用する。


春の除草剤施用時の注意点

 多くの発生前土壌処理剤はコウライシバ、ノシバの新根の伸長抑制をして生育を著しく遅らせるので、春先にターフが不良となっているところには処理しない。もしくは、根に対して安全とされる除草剤を選ぶ。


シバツトガ等の発生に注意

 これからグリーンに食害痕が多く現れてくることがあるので注意が必要。フェアウェイやティなどで昨年秋に被害を受けた場合は、暖かくなると越冬幼虫が食害するので状況に応じて殺虫剤処理をする。また、コガネムシ幼虫やシバオサゾウムシ幼虫・成虫、チガヤシロオカイガラムシが多く発見できる場合は、春以降の対策が重要。


ミミズ対策

 フツウミミズの場合、3~4月に孵化するといわれている。雨の多い天候や排水が悪い土壌ではミミズの発生が多くなって糞塚が問題になる。この時期には密度を高めないよう糞塚形成阻害剤などによる対策が求められる。