2月の管理

フェアウェイの更新作業

 乾いているフェアウェイでは2月下旬~3月にエアレーションやバーティカルカットなどの更新作業を行っても良いが、土壌処理型除草剤散布直前のエアレーション、散布直後のバーティカルカットは避けるべきである。エアレーション後の散布はできれば2週間以上はあける。またこの時期に目砂を入れることは芝生にとって特に悪くはないが、プレー性を考えれば多くの量は入れられない。


スズメノカタビラの除草剤処理は穂をつける前に

 この時期のスズメノカタビラは株化し、穂をつけているものも見られる。時期的に有効な剤は少ないが、穂をつける前に処理することが大切である。スズメノカタビラの発生数が多く除草剤処理をする場合には、グリーンへの飛散や持込みに十分注意して処理し、発生数が少ない場合には手取り除去で対応する。


グリーンの凍結防止について

 1月から2月にかけては、夜間の気温低下によってグリーン面が凍結しやすくなる。凍結下での使用は芝生の葉が傷つきやすく、状況によってはすり切れが現われる。保温シートはある程度の氷点下でも凍結を防ぎ、葉色維持、春の立ち上がり促進などの効果がある。特に日陰のグリーンやすり切れが問題になるグリーンでは保温シートによって少しでも保護することが望まれる。ただし、シートによってはシート裏と芝が凍り付いて、はがす際に葉を引きちぎって傷めてしまうことがあるので、できるだけ保温効果の高くて軽いシートが望ましい。


マツクイムシによる枯松処理

 昨年マツクイムシで枯れた松の伐採除去と焼却は4月迄に行えばよいが、3月以降はコース管理が忙しくなるので今月中に済ませておきたい。枯松の焼却は野焼き禁止の例外になっているが、注意事項を遵守して行う事。


ナラ枯れによる枯木の処理

 近年、ナラ枯れによる被害は拡大しており、全ての枯木を伐採処理するのは難しい。しかし、ナラ枯れによる枯木は腐るのが早いので、安全面を考慮し、コース、カート道、一般道に隣接した枯木は優先的に伐採処理することが望ましい。