2月に注意すべき病害

ベントグラス / コウライシバ・ノシバ・ベントグラス
ベントグラス
 細菌性病害  かさ枯病と葉枯細菌病が発生。特にかさ枯病に注意が必要で、暖かくなるのが早ければ、今月後半から症状が目立ってくる。細菌性病害全般に風通しの改善、刈高を上げるなどの耕種的な対策が有効。かさ枯病に対しては予防的には有機銅剤が良い。発生後に効果がある治療的な抗生物質剤(アグリマイシン-100)があるが、アグリマイシン-100はベントグラスに登録はあるものの、その使用は生産圃場に限られている。一般のプレーヤーとの接触を避けるのが目的で、ゴルフ場ではナーセリー等での使用に限る。

 疑似葉腐病(ウィンターパッチ、イエローパッチ)  最近、発生は少ないが、必要に応じて薬剤対応で進展を抑える。

コウライシバ・ノシバ・ベントグラス
 雪腐病  関西では主に3種類の雪腐病が発生。褐色小粒菌核病は一定期間根雪がある所で発生し、融雪後に本病のパッチや小粒の菌核が見られる。紅色雪腐病、褐色雪腐病は積雪が無くても発生する。いずれの雪腐病も病原菌が異なり有効な殺菌剤も異なるので、どの雪腐病が発生しているかを把握しておくことが大切。
3月のベントグラスでは、引き続きかさ枯病に注意が必要で、症状が目立ってくる。暖かくなるのが早ければ、ベントグラスではダラースポット病、炭疽病が発生。日本芝では春はげ症が確認され、ラージパッチが発生することもある。



3月に注意すべき病害

ベントグラス / コウライシバ・ノシバ / コウライシバ・ノシバ・ベントグラス
ベントグラス
 細菌性病害  かさ枯病と葉枯細菌病がグリーンの周縁部からグリーンカラーにかけて発生。特にかさ枯病は今月から目立ってくる。細菌性病害全般に風通しの改善、刈高を上げるなどの耕種的防除が良い。かさ枯病に対しては予防的には有機銅剤が有効。発生後には治療的な抗生物質剤(アグリマイシン-100)があるが、アグリマイシン-100はベントグラスに登録はあるものの、その使用は生産圃場に限られている。一般のプレーヤーとの接触を避けるのが目的で、ゴルフ場ではナーセリー等での使用に限る。

 炭疽病ダラースポット病  暖かくなるのが早ければ発生することがあるので注意が必要。特に初期診断が容易なダラースポット病には発生初期の徹底散布が有効。

 疑似葉腐病(ウィンターパッチ、イエローパッチ)  発生に年次変動が激しいが、必要に応じて薬剤対応する。

コウライシバ・ノシバ
 葉腐病(ラージパッチ)  暖かくなるのが早ければ発生することがある。この場合、特に降雨後は注意が必要で、春の予防散布が早まると残効切れの心配が生じる。

 疑似葉腐病(春はげ症)  芝の立ち上がりと共に目立つ。春の薬剤散布は効果が無いが、散水やコアリングなどの更新作業で回復促進が期待できる。

 立枯病(ゾイシアデクライン)・ネクロティックリングスポット病  薬剤散布は秋の予防散布が最も有効であるが、秋より効果は劣るものの、春の散布も有効なので昨年多発した場所には散布した方が良い。

コウライシバ・ノシバ・ベントグラス
 雪腐病  関西では主に褐色小粒菌核病が一定期間根雪がある所で発生し、融雪後に本病のパッチや小粒の菌核が見られる。紅色雪腐病(年次変動が大きい)、褐色雪腐病(グリーンでは確認していない)は積雪が無くても発生する。いずれの雪腐病も病原菌が異なり、有効な殺菌剤も異なるのでどの雪腐病が発生しているかを把握する必要がある。判断に迷う場合は研究所にご連絡を。
※4月のベントグラスでは、かさ枯病の症状が目立ち、ダラースポット病、炭疽病が発生しだす。日本芝では春はげ症が確認され、ラージパッチ、ゾイシアデクライン、ネクロティックリングスポット病が発生してくる。