1月に注意すべき病害

ベントグラス / コウライシバ・ノシバ・ベントグラス
ベントグラス
 細菌性病害  葉枯細菌病とかさ枯病が発生。日当たり、風通しの改善、刈高を上げるなどの耕種的防除が有効。予防的には有機銅剤が有効。発生後にも有効である治療的な抗生物質剤(アグリマイシン-100)もあるが、アグリマイシン-100はベントグラスに登録はあるものの、その使用は生産圃場に限られている。一般のプレーヤーとの接触を避けるのが目的で、ゴルフ場ではナーセリー等での使用に限る。

 疑似葉腐病(ウィンターパッチ、イエローパッチ)  最近の発生は少ない。保温シートを数日間かけ続けると発生を誘発することがある。

コウライシバ・ノシバ・ベントグラス
 雪腐病  関西では主に3種類の雪腐病が発生。褐色小粒菌核病は一定期間根雪がある所で発生し、積雪前の予防散布が重要。紅色雪腐病、褐色雪腐病は積雪が無くても発生する。いずれの雪腐病も病原菌が異なり、有効な殺菌剤も異なるのでどの雪腐病が問題になっているかを把握しておくこと
2月のベントグラスでは、引き続きかさ枯病に注意。暖かくなるのが早ければ症状も目立ってくる。



2月に注意すべき病害

ベントグラス / コウライシバ・ノシバ・ベントグラス
ベントグラス
 細菌性病害  かさ枯病と葉枯細菌病が発生。特にかさ枯病に注意が必要で、暖かくなるのが早ければ、今月後半から症状が目立ってくる。細菌性病害全般に風通しの改善、刈高を上げるなどの耕種的な対策が有効。かさ枯病に対しては予防的には有機銅剤が良い。発生後に効果がある治療的な抗生物質剤(アグリマイシン-100)があるが、アグリマイシン-100はベントグラスに登録はあるものの、その使用は生産圃場に限られている。一般のプレーヤーとの接触を避けるのが目的で、ゴルフ場ではナーセリー等での使用に限る。

 疑似葉腐病(ウィンターパッチ、イエローパッチ)  最近、発生は少ないが、必要に応じて薬剤対応で進展を抑える。

コウライシバ・ノシバ・ベントグラス
 雪腐病  関西では主に3種類の雪腐病が発生。褐色小粒菌核病は一定期間根雪がある所で発生し、融雪後に本病のパッチや小粒の菌核が見られる。紅色雪腐病、褐色雪腐病は積雪が無くても発生する。いずれの雪腐病も病原菌が異なり有効な殺菌剤も異なるので、どの雪腐病が発生しているかを把握しておくことが大切。
3月のベントグラスでは、引き続きかさ枯病に注意が必要で、症状が目立ってくる。暖かくなるのが早ければ、ベントグラスではダラースポット病、炭疽病が発生。日本芝では春はげ症が確認され、ラージパッチが発生することもある。