シバオサゾウムシ

英名 Hunting billbug

学名 Sphenophorus venatus Chittenden

分類

ゾウムシ科

体長

成虫:6〜8mm。口吻(象のような鼻)を持つ。

幼虫:〜10mm。脚がない。

体色

成虫:暗褐色。新成虫は明褐色。背中に点刻列がある。

幼虫:体は乳白色。頭部は茶色。

活動

夜〜明け方。日中は地際に潜むが、日中でも芝生上を歩いていることがある。成虫の寿命は長い。

直立茎の基部に卵室が作られ、そこに1個ずつ産み付けられる。1雌当たり4〜8個の卵を有し、50〜100個を産卵するといわれる。卵期間は7〜10日。

幼虫

ふ化幼虫は茎内を食害しながら土中に潜入し、ランナーや根を食害する。幼虫期間は30〜40日であるが、秋にふ化したものは幼虫態で越冬する。

発生

密度が高くなると一年を通して成虫、幼虫が発見できる。一般的に5〜6月、8〜9月頃に成虫密度が高くなり、その後幼虫密度が高くなり、被害が目立ってくる。

備考

アメリカからの侵入害虫

*引用文献「目で見るゴルフ場の芝草・樹木害虫」 廿日出正美著 ソフトサイエンス社

      「最新芝生・芝草調査法」日本芝草学会編 ソフトサイエンス社

      「ゴルフ場の芝草等管理マニュアル」兵庫県農林水産部

シバオサゾウムシによる被害。最初はフェアウェイとラフの境界部でノシバの所に現れやすい。

被害症状

芝を引っ張ると簡単に抜けるようになる。

幼虫。脚がないのでコガネと区別できる。

卵。0.6〜1.5mm。

茎内に産み付けられた卵

ふ化直後の若齢幼虫

茎周辺をかじる若齢幼虫

 老熟幼虫  蛹   新成虫   成虫  

成熟成虫。黒く点刻がはっきりする。

シバオサゾウムシ調査。水をたれ流して成

虫を浮かび上げると発見しやすい。

・登録農薬